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MONGOL

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モンゴルでの保全活動について

まもろうPROJECT in MONGOL

(2013年5月〜)

ユキヒョウの生息域がわかれば、過放牧を抑えたり、密猟を取り締まることができます。この「まもろうPROJECT」では、生息地モンゴルで活動している現地の非政府組織(NGO)「Irbis Mongolian Center」と共同でバガボグド山に赤外線カメラを設置し、どのエリアにユキヒョウが生息しているのかを調査しました。また、現地で撮影した野生のユキヒョウ映像を日本のユキヒョウ飼育動物園で展示し、保全活動の大切さを伝えました。

CONTENTS

why

WHY ?

1. 温暖化の影響でユキヒョウの棲む高山の寒冷地が減っているから

残念ながら、これは、私たちの生活によるもの。モンゴルに限らず、どの国の生息地でも言えることです。

 

2. モンゴルでは過放牧の影響でユキヒョウの生息場所が減っているから

(↑遊牧民が暮らしている家「ゲル」)

 

3. ユキヒョウが貴重な家畜を襲ってしまい、「害獣」として殺されてしまうから

モンゴルでは環境教育が進み、近年では殺さずに逃がす人が増えています。

(↑ユキヒョウを追い払う光を放つ装置)

 

4. 高価に取引される毛皮や漢方を目的に密猟されたりするから

(↑密猟者が隠れて撃つために組んだ岩)

HOW ?

how

1. ユキヒョウの棲む場所を保全するため、生息エリアを調べる

ユキヒョウが棲んでいるバガボグド山。ここにどのくらい棲んでいるのか、繁殖が進んでいるのかを

赤外線カメラを設置して調べます。

(↑モンゴルの「バガボグド山」)

(↑設置した赤外線カメラ)

 

2. 家畜が襲われても生計がたてられるようにサポートする

家畜の羊毛で作ったグッズを販売することで、収入を確保しています。

(↑羊毛でグッズをつくる人)

(↑羊毛で作ったユキヒョウ柄のブーティ)

3. パトロールカーで密猟を取り締まりまる

area

AREA

partner

PARTNER

  • IRBIS MONGOLIAN CENTER

Profile:

2001年に設立。モンゴルでユキヒョウの生息地保全活動を行う非政府組織(NGO)。ネコ科動物を中心に絶滅危惧種の生物学研究プロジェクトを実施。その他、学者の育成も行っている。

  • ​生物学者:Bariushaa Munkhsog

Profile:

西部モンゴルのウブス州出身。過去にSnow Leopard Trustに所属。現在は、生物学研究所モンゴル科学アカデミーに所属し、モンゴルやロシアにて野生動物の生息調査を行っている。

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